角波サイディング

角波施工は、角波サイディングという鋼板を壁に取り付ける工事で、工場、倉庫、店舗などの屋根や外壁などに幅広く用いられています。施工性が高くコストパフォーマンスにも優れているのが特徴的です。角波のような金属感むき出しの壁材は、少々無機質なイメージがあるかもしれませんが、化粧鋼板を用いればデザイン性のある外観に仕上げることができます。
 

角波施工の流れ

角波工事の施工図の作成から現場への資材の搬入、取り付けから竣工までの流れを説明します。

施工図の作成と確認

角波工事(外壁や屋根の工事)の施工図を作成します。施工図とは、工事の品質や工程を管理して、施工者とその情報を共有するために必要になる図面です。角波施工の場合はサイディングボードの品質、材質、コスト、サイズ、詳細図面などを作成します。

工場での加工・成型

施工図を基に角波のサイディングボードを加工・成型を行う工程です。現場に運搬する前に、工場で加工を行いますが、細かな形状の調整は、現場でサイディングを切断して合わせます。

角波を現場に搬入

工場で加工・成型した角波を現場に搬入します。搬入した資材は仮置きという形で、本格的に取り付け工事が始まるまで現場で保管します。

割付

割付図という図面を基に、壁材などの取付け位置を決める工程です。これをやる事で不具合が起きにくくなり、余りなく材料を使用できます。

水切り加工鉄板の取付け

雨仕舞のための水切りを取付けていきます。雨仕舞とは、雨水が建物内に侵入しないようにすることです。雨水が流れる動線を作り、地面や排水溝へと流れるように加工した鉄板を各所に取付けていきます。

下地工事

角波を取り付ける前に下地工事です。胴縁や透湿防水シートというものを、今ある外壁の上に貼り通気層を作ります。これを通気工法といい昔の直貼りとは違って壁内結露を減らせるため、建物の劣化を防ぐ効果が期待できます。

角波の取付け工事

角波の取り付けをする工程です。ゆがみが生じないように角度に気をつけて丁寧に取り付けていきます。ゆがみが生じるとそこから雨水が浸入してきますので、職人の技術が求められる施工です。

清掃・検査・工事完了

工事が終わったら、清掃と片付けを行います。作業によって生じたホコリやゴミ、塗料の塵を取り除く作業です。清掃が終わると点検が行われて、工事依頼者の確認をいただくことで工事完成となります。

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