金属屋根の特徴と種類 |茨城県小美玉市
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金属屋根の特徴
金属製の屋根材を取付ける工事です。金属材は加工しやすく曲げることが出来るため、デザイン性が高く、色んな形状の屋根に使用ができます。また、瓦と違い一枚板なので、雨漏りにも強いという特性があります。金属板の重さも軽く、瓦の10分の1程度なので運搬が容易で施工しやすいのが強みです。
ただ、下地と金属屋根を取り付けるだけだと雨音が金属屋根に当たって、建物内に音が響きやすくなることや、耐熱性能が低いことがデメリットとして考えられます。それらの弱点をカバーするために、金属屋根と下地の間に遮音材や耐熱材を挟んで取り付けを行う場合があります。
金属屋根の種類
金属屋根に使われる素材には、色々な種類があります。金属屋根と聞くと無機質なデザインのイメージがありますが、化粧鋼板のように塗装をつけたデザイン性の高いものもあります。また、どれも施工性が高く工期が短いというメリットのある素材です。
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は錆に強い鋼板です。この鋼板に施された表面メッキ層には亜鉛とアルミニウムが含まれていて、この2つの物質の特性が鋼板を錆から守っています。まず、亜鉛には犠牲防食という中身の鉄よりも先に錆びてしまう性質があるため、鋼板を身代わりになって酸化から守る役目があります。また、アルミニウムには不動態皮膜という鋼板表面に錆びにくい皮膜を作る性質があります。この2つの性質のおかげで、20年という長い耐久年数を維持できるのがガルバリウム鋼板の特徴です。
ステンレス屋根
錆びにくく、経年劣化しにくいのがステンレスの特徴です。耐用年数はガルバリウム鋼板より長く50年が目安となっています。ただし、劣化しないというわけではなく、あくまでも長持ちしやすいということです。また、費用もガルバリウム鋼板より高くなります。ガスや薬品を使う工場や湿度の高い環境、潮風に晒される立地などに優れた耐久性を発揮します。
銅板屋根
銅板は、表面の酸化被膜による自然な発色(緑青)が出るので、見た目にも美しいのが特徴です。昔から使われていた屋根材であり、お城などの歴史的建造物などにも銅板屋根が使用されています。
トタン屋根
施工性・経済性共に優れているのがトタン屋根です。トタンは元々、戦後に広く使われ始めた素材で、瓦の10分の1と軽量で耐震性に優れています。工事費用も他の金属素材の中で最も安く仕上げることができるため、倉庫や資材置き場など簡易的な建物に使用されます。
凡庸性の高いトタン屋根ですが、錆びやすいので定期的なメンテナンスが必要です。再塗装を行い錆止めをしないと腐食が進んでいきます。
チタン屋根
チタンは白金と同等の、高い耐食性を備えた素材です。錆びにくく、耐久度もあり軽量という建築素材の中でも優れた性能があり、神社仏閣の屋根によく使われています。また、銅板と同じく表面に酸化被膜を作る性質があり、陽極酸化という方法で独特な色合いを再現することが可能です。
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