さまざまなさく井工法|北海道中川郡本別町
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さまざまなさく井工法
井戸を掘るための方法には、さまざまなものがあります。代表的な工法として挙げられるのは、ロータリー式、パーカッション式、ダウンザホールハンマー式の3つです。
それぞれメリット・デメリットがあるので、井戸の利用目的や掘り下げる深度、地質、周囲の作業スペースなど、さまざまな条件を検討して、最適の工法を選びます。
ロータリー工法

「トリコンビット」と呼ばれる刃を回転させて、地層を削ったり砕いたりしながら掘削します。ごく浅い井戸から、深度1000メートル以上のさく井まで対応できます。
どんな地層にも適したオールマイティーな工法ですが、礫層や玉石層といった細かい岩がたくさん混じった地層はやや苦手です。騒音や振動が少ないというメリットがありますが、同時に掘削に時間がかかるのが難点といっていいでしょう。
パーカッション工法

重量のある「ワンビット」というパーツを、地面を繰り返し打ち付けることで、地層を突き崩して掘削します。です。ワイヤーロープの先にワンビットを吊り下げることから、「ローピング式(縄式)」ともいいます。主に、口径が大きく深度の浅いさく井工事に用いられます。
比較的柔らかい地層、崩れやすい砂層の掘削に適していて、特に礫層や玉石層には最適とされています。ただし、騒音や振動が多く、掘削に時間がかかるというデメリットがあります。
ダウンザホールハンマー工法

地面を掘るためのビットを、圧縮した空気でピストン駆動させて、地層を砕いて掘削します。「エアハンマー工法」とも呼ばれています。深度250メートル程度まで対応できます。
硬い岩盤でも効率的に掘削できる反面、砂層や粘土層などの崩れやすい地層では使えません。また、騒音や振動が非常に多いというデメリットがあります。
ダウンザホールハンマー工法の一番大きな特徴としては、工事過程が少ないということ。ロータリー工法やパーカッション工法は、最初に穴を掘削してから、井戸の壁部分が崩れないようにするケーシングというパイプを埋め込みます。ダウンザホールハンマー工法では、掘削と同時にケーシングパイプを埋め込んでいきます。
またロータリー工法やパーカッション工法では、ケーシングパイプを埋め込んだ後、井戸の内部を洗浄する作業が必要です。対してダウンザホールハンマー工法では、穴の中に高圧の空気を送り込みながら掘削していくので、井戸の内部洗浄をする必要がありません。
そのためダウンザホールハンマー工法は、工期が短く費用も安価で済みます。加えて、掘削中に地下水の水量や水質を把握できるため、試掘にも向いています。
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