金属サイディングボードの特徴

金属系サイディングボードは施工性の高い壁材・屋根材です。工場で加工・板金をしてから現場へ搬入するので、少ない工程で工事を完成させられるという強みがあります。また、重量も軽いので建物に対する負荷が少なく耐震性に優れている素材のひとつです。

外壁工事

建物の外壁に金属サイディングボードを取り付ける工事です。金属屋根の工事と同様外壁にも防食性の強い素材を選ぶ方が長持ちするので、将来的なメンテナンスの費用を削減できます。

下地を整える作業

建物にサイディングボードを取り付ける前に、下地処理が必要です。著しい不陸が無いかを確かめ、土台部の水切りの施工・透湿防水シート張り付けを行い、水の侵入を防ぐ処理を施していきます。この工程を適切に行うことで、建物の防水はもちろんサイディングボード自体の劣化を抑えることができます。

胴縁の取り付け

下地に胴縁という、建物外壁とサイディングボードの間に隙間を作るためのものを取り付け、空気の通り道を作ります。こうすることによって、内部に湿気が溜まるのを防ぐ仕組みです。通気金物を取り付けて隙間を作る場合もあります。

見切り縁の取り付け

見切り縁とは、壁内部への雨水の侵入を防ぎ、外壁の防水性を高めるための部分です。

付帯塗装

外壁以外の部分に塗装をして防水性を高めます。雨樋や軒天、破風などがそれに当たります。まずは、古い塗装を除去して下塗りをします。これは仕上げ塗装のノリをよくするための作業で、下塗りが乾燥した後に仕上げ塗装を複数回行います。下塗りは1回ですが、上塗りは2回以上行うケースが多いです。金属板で破風を巻く破風巻き板金を施す場合もあります。

金属サイディングボードの取り付け

サイディングボードを丁寧に取り付けていきます。取り付け後はつなぎ目にコーキング打ちをして補強します。コーキング処理は防水・劣化予防においてとても大事な工程です。この作業を適切に行わないと、サイディングのつなぎ目から雨水の侵入を許してしまうので、しっかりと補強をします。

清掃・検査・完成

工事が終わると綺麗に清掃・片付けを行い、竣工検査を実施します。検査が終わり、依頼主に確認をもらえば完成です。

屋根の工事

金属サイディングの屋根に交換する工事です。金属屋根は工場や倉庫などによく使われる素材ですが、見た目のスタイリッシュさと工期の短さから店舗にも使用されています。金属と聞くと雨水に当たると錆びるイメージがありますが、防食性の高いガルバリウム鋼板やステンレス屋根を使えば長持ちします。

屋根に使われる素材

他の素材と比べて安価なトタンは従来よく使われていた素材なのですが、錆びやすいため簡易的な倉庫以外ではあまり使われません。将来的なメンテナンスコストを考えると、ガルバリウム鋼板やチタン、ステンレスのように耐食性に優れた素材が屋根には適しています。

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