モルタルとは?

セメントに砂や水を配合して練り上げたものです。水っぽい粘土のような質感ですが、時間がたつと乾いて固まります。性質としては、耐久性、耐火性に優れていて、外壁だけではなく内装壁や床材にも使用される建材のひとつです。左官工事では、モルタルが固まる時間を考えながら、施工を進めていかなければなりません。固着材を混ぜて硬化を早める時もあります。

モルタル外壁のメリット

最近では、丈夫で施工のしやすいサイディングボードを使った外壁工事が主流ですが、モルタル外壁にはサイディングには無い、デザインパターンの豊富さがあります。混ぜる物を変えることで、独自の色や模様を作り出すことができ、デザインコンクリートという工法を用いれば、ウッド調や石壁のようなデザインの壁を表現することもできます。また、モルタルは耐火性が高く建材として優秀で、建築基準法で不燃材料の一つになっています。

デザインコンクリート

デザインコンクリートとは、モルタルを使ってレンガや木、石壁を模した特殊造形のことです。自由な造形が出来るモルタルの特徴を活かせば、外壁だけではなく内装の壁も雰囲気のあるデザインに仕上げることができます。

デザインコンクリート工法の手順

デザインコンクリートが仕上がるまでの流れを説明します。

防水シートを張る

ブラックペーパーを構造用合板という下地に張り付けていきます。構造用合板は骨組みの基になるものです。

ラスを留める

モルタルを塗る網(ラス)を構造用合板にインパクトドライバーを使って取り付けていきます。ラスというのは「ラスカット」のことで、下塗り用モルタルを直に塗り付けることができます。

モルタルの下地塗り

モルタルを攪拌してラスに塗り込み、くしびきをします。くしびきとは、下塗りしたモルタルの表面に波跡をつける作業のことです。このくしびきにより、上塗りするモルタルが定着しやすくなります。くしびきが終わったらプライマーと呼ばれる接着剤を吹き付けて乾かします。このプライマーにはひび割れを防止する作用もあります。

モルタル上塗り

この段階では、モルタルを厚くのせて、設計通りの形になるよう造形していきます。ローラーを使って表面を滑らかにしたり、ブラシを使って木目のように見せるなど、自由自在なアレンジができます。

モルタル壁に着色

モルタルのデザインに合わせた色を、専用の塗料を使って着色していきます。何度も重ね塗りをしていく内に、質感が出てきてリアルになります。ブラシや霧吹きを使って劣化を表現したりもできます。

完成

乾かしたら完成です。石や木材を使わなくても、リアルな質感を表現できるのがモルタルのメリットです。そのため、傷みやすい木材を使わなくてもウッド調の壁に仕上げたり、古い石壁を表現することができます。

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