井戸のメンテナンス

形あるものは、時間の経過とともに劣化していきます。井戸も例外ではありません。長年使っているうちに、水の量が減ってきた、砂が混じるようになったといった変化が起こります。

井戸によく見られる障害としては、以下のようなものがあります。

・揚水量の減少
・揚砂量の増加
・水質の変化
・水位の低下

こういった井戸のトラブルに対するメンテナンスも、さく井工事のひとつです。

井戸の寿命と定期メンテナンス

井戸水が減ったり、砂が混じったりという状態で井戸を使い続けると、揚水ポンプの故障や井戸壁の崩壊といった致命的なトラブルにつながりかねません。そうなると、井戸の改修費用も跳ね上がってしまいます。

そうなる前にメンテナンスを行い、井戸を健全な状態に保っておきたいものです。定期的にメンテナンスをすることで、約8割の井戸は当初の水量や水質を保つといわれています。

理想的なメンテナンス周期は3年から5年に1度とされています。メンテナンスで障害が早期に発見できると、対策も立てやすくなりますし、改修費用もそれほどかかりません。

気をつけなければいけないのは、使っていない井戸であっても劣化は起こるということ。防災用井戸など、日常的には使っていない井戸であっても、定期的なメンテなンスは必要です。

いざという時に井戸を活用するためにも、定期的なメンテナンスを視野に入れておきましょう。

井戸のメンテナンス方法

井戸のメンテナンスには、さまざまなものがあります。その中でも代表的なメンテナンス方法をご紹介しましょう。

ブラッシング洗浄

地下水の中にはカルシウムなどの硬度成分が含まれています。それが井戸内に付着することで、揚水量が落ちたり、水位が低下したりといったトラブルが起こります。

井戸内に付着した硬度成分を「スケール」といいます。そのスケールをブラシで掻き落とすメンテナンス方法です。

薬品洗浄

井戸内のスケールを、化学薬品で溶かして洗浄する方法です。多くの場合は、ブラッシング洗浄と併用して行われます。

浚渫(しゅんせつ)洗浄

井戸の底にたまった砂やヘドロを掻き出す作業です。堆積物が少ないうちなら、洗浄機をワイヤーで下ろして汲み上げます。

堆積物が多くなってくると、掘削用のボーリング機械を使って浚渫しなければいけなくなることもあります。

揚水ポンプのパーツ交換

揚水ポンプの耐用年数は10年といわれています。しかし各部のパーツの中には、もっと短い年数で交換しなければならないものもあります。

例えばパッキンは、1年程度で交換したほうがいいといわれています。逆止弁は2~3年程度が適切な交換時期です。

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